妖精も感情を持っている

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―太陽― キャハハハハ!! 「……何でここにはこんな活発な女しかいないのだろうか」 「そりゃお前、太陽の世界だからに決まっているだろ? 太陽は常に熱く燃え上がっている!! 即ち太陽に住まう俺ら妖精も性別問わず熱い性格の持ち主なんだよ!!!」 一人項垂れていると一人の男が近づいてくる。こいつは友人の……違う別人だ。 どうもここの住人は似た顔が多い。自分の顔も見たことないが、恐らくこいつと似た顔をしているのだろう。 「……うっぜぇ……」 ここは太陽の妖精と言われる者が集う国「フォーコ」 俺らは太陽。常に燃え続け、大地を照らす必要がある。 故にここにしかいれないし、何処にも行けない。 「俺はもっとこう…クールな女の子が良いんだよ!! 触るとこう……ひやっとしていてさぁ!」 俺は男に身ぶり手振りで説明する。 こんな考えの者、俺以外聞いたことがない。 俺が変なのか?いいやそんなことは無いはずだ。
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