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身を清め、純白の花嫁衣装を着せられた少女は、鏡に写る自身を見つめている。 等身大の鏡の中には、無垢な仮面を被っている自身が写し出され、胸の中に靄が溜まり、収まる事は無い。 永遠的に…。 黒髪のメイドが少女を抱きしめる。 「ルイちゃん、解っているよね」 「大丈夫、解っているよ」少女は、伏し目がちに答える。 月が美しい今宵、花嫁は馬車に乗り込む。
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