花園を管理する者達

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 太陽の光で目覚めると、爽やかな風が窓からカーテンを揺らしながら吹き抜け、ベッドに腰掛けている私の髪を優しくまきあげる。 まるで、昨夜の出来事が嘘のように思えてくる。 昨夜の出来事が夢だったと思いたい。しかし、いまだに全裸で有る事と、体に残る僅かな快楽の熱が現実だった証拠なんだろう。 爽やかな風に身を任せたくて、全裸にも関わらず窓辺に近寄り、まどを更に開け放し4月の風に身を任せた。解放感に浸りたかった。  コンコンと扉がノックする音がすると扉が開いた。そして、優しそうな女性が入室して来た。 「今日は、私のことは、アンナと呼んで、寮母をしているわ。」30才くらいの、柔らかい印象のアンナさんは、私の髪を触りながら ベッドに誘導し座るように促した。 「昨日は御披露目会が無事に終わって、良かったわ。殿下方も大変ご機嫌で帰られたわよ。もっと休ませてあげたいんだけど、解ってるよね?」 「はい、解ってます。管理者の皆様に抱かれるんですよね」 (そう、最初からの予定だ披露会の後、管理者達に抱かれて裏切らない恭順を誓う事。) 「ルイちゃん、可愛わね」アンナさんは、私にキスをしてきた。 アンナさんが体育座りの私の胸を背中越しに優しく揉みながら蜜壺に指を挿入させる。 「ルイちゃん、気持ち良い?」 男の人とは、違う優しい指使いに、腰が揺れる。 「アンナさん、気持ち良い、気持ちいいよ。…… あんあぁ!」 「乳首が立っちゃったね、可愛い♥」 「ルイちゃん、もっと腰を振って!御主人様達に喜んでもらう練習だよ足も、もっと開こうね♥」 《クチュクチュチュチュクチュクチュ》 「あんあんぁあ……… ぁああんあんあんぁあ」 アンナさんが、私の蜜壺を虐めながら囁く。 「ルイちゃん、そろそろ解るよね」
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