第106話 その猫は…

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第106話 その猫は…

マッサーの嫁ケーコのお話です。 ケーコの親戚は、高齢者が多くて度々 お遣いを頼まれます。 先日、実家の裏に住むおばあちゃんに 「病院の往復がキツいから、代わりに 薬をもらってきて欲しい。」 と、頼まれてお遣いをしたそうです。 ( ´∀`)エライー⭐ 頼まれた薬を手に、おばあちゃんの家に 来たケーコ。 おばあちゃんの家の玄関が開いており、 なぜかビールケースが置いてあります。 ケーコ「おばあちゃん、玄関に置いてる    ビールケースどうしたの?」 そう聞くと、家の奥からおばあちゃんが、 「玄関の網戸を開けて野良猫が入るから ビールケース置いてるのよ。!」 と返事をしながら出てきました。(・∀・∩) あまり効果のなさそうな玄関のビールケース を見ていると、少し汚れた感じの猫が ケーコの足元に来ました。(=^_^=)ニャ~♪ ケーコ「おばあちゃん!この猫のこと?」 ケーコが猫を指差すと、おばあちゃんが 近寄ります。Σ( ̄□ ̄)! おばあちゃん「その猫は……  」 ケーコ「この野良猫?」 おばあちゃん「その猫はーー、家の猫だよ。」 ケーコ「 Σ( ̄□ ̄)マッ!! 」 いい感じに汚れていた、おばあちゃんの猫を 野良猫扱いしたケーコは、薬を置いて ダッシュで帰ってきたそうです。(>_<) 恥ずかしかったと、話すケーコですが、 「本当に汚れた感じの猫だったって!!」 と、思い出して熱く語っていました。(>_<)
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