結合

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外部生殖器デバイスの接続:研究用アンドロイドの外陰部にはデバイス接続用の神経ポートが敷設されていなかったため、本研究では不要となる脚部を切除し、腓骨神経ケーブルを代用することとした。 この腓骨神経ケーブルを、表皮及び真皮を剥離した外陰部に移植し、その断端とデバイスの機能素子を接続した。 なお、接続5日後(肉腫感染2日前)に各アンドロイドの外陰部を観察し、デバイスが固着しなかったもの、あるいは固着が不完全だったものは研究不適合として処分した。  肉腫の感染:継代62代目の肉腫を著者の生殖器からアンドロイドの生殖器に感染させた。 感染経路は皮下注射と直接接触、機械器具類を介した間接接触である。 感染部位に陰茎や陰唇表皮を選択し、皮下注射を行う際は1部位あたり10万個の肉腫細胞を注射した。
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