休みの日は2人で

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私の体を佑の手が優しく、ゆっくり撫でていく。滑らかに滑っていく佑の手は頸から私の足先まで隅々と。時々、口元を寄せ、きつく吸い上げれば、紅い花を咲かせていた。 撫でられるだけで 体の奥が疼き もっともっと 欲しくなる。 佑の顔を見つめれば、目が合い、甘く、艶っぽい瞳で微笑んでいる。 私を欲しがっている。 私もあなたが欲しい。 「…あっ……っん」 「…凛っ」 佑から与えられる熱を必死に受け止める。次第に強くなって揺さぶられていく体が想い合う心も繋がっていき、比例するように気持ち良さに変わっていく。 生理的に出てくる涙に、佑は親指でぐいっと拭いそのまま口元に持っていった。 「…しょっぱっ…」 その一連の流れを、浮かれる熱で朦朧としながらも見ていれば、佑も額に汗を浮かべ、その雫が私の胸元へと落ちていた。 佑も感じてくれている。 「…ゆ、佑……キ…ス…しながら…」 「…凛っ」 佑から与えられる深いキスに、与えられる強い熱を必死に受け止めながら、夢中で求め合った……。
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