第1話

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そうなんです。 スーパーエースは身長3センチのちっちゃいちゃっちゃぃ正義の味方なのです。 でも、力は強いぞ! 空だって飛べるぞ! なにをこしゃくな、お前も寝てしまえ! ス~ぃ魔、スぃ魔。ス~ぃ魔、スぃ魔。 すると、教室のそばの電柱に登って作業をしていたおじさんが眠ってしまいました。 おじいさんは、電柱から落ちそうです。 あっ、おじさんが手を離して真っ逆さま。 危ない! スーパーエースは教室の窓から飛び出し、おじさんが地面に落ちる寸前で受け止めました。 危ないじゃないか、何てことをするんだ! もう許さないぞ! スーパーエースはまた教室から飛び出し、 ちょっと借りま~す、と言ってカーブミラーを引っこ抜き持ってきました。 こうしてやる! そう言ってスーパーエースは太陽の光をカーブミラーで反射させて睡魔に当てました。 ギャー、俺は光が大の苦手なんだ! やめてくれぇ~。 じゃあもう、悪いことはしないな! はい、もうしません。 ほんとうだな。 ほんとうです。 じゃあ、これからは不眠症で困ってる人達を助けてやってくれ! はいわかりました。 そう言って、睡魔はどこかに行ってしまいました。 ありがとう。 スーパーエース。 困ったことがあったらいつでも呼んでくれたまえ、そう言って、スーパーエースは森の中に飛んでいきました。 スーパーエース、スーパーエース、スーパーエース、スーパーエース。 スーパーエース、スーパーエース、スーパーエース、森の中。
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