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●作り方
まず蒸し鶏を作る。
鶏むね肉をフリーザーバッグとかジッパーの付いたポリ袋に入れる。
日本酒と塩、長ねぎの青いところと生姜を加えて、出来るだけ空気を抜いてからジッパーを閉める。袋を振って塩を馴染ませる。
大きめの鍋に水4カップ800mlを注ぎ、IH調理器を目盛5にして沸騰させる。沸騰したら2、30秒そのまま沸騰させてから水1カップ200mlを注いでかき混ぜる。
鶏肉を入れたフリーザーバッグを入れてフタをずらして乗せる。
目盛を1に落として50分湯煎にかける。
フリーザーバッグを上下ひっくり返して更に50分湯煎にかけたら完成だ。
長ねぎの青いところは内側に旨味が詰まってるから、ひねってから加えるといいよ。
インスタントラーメンを作り方通りに作って、切り分けた蒸し鶏、メンマ、小松菜かほうれん草を乗せてねぎを散らし、生卵を落とす。
生姜は、香りや匂い消しの効果は皮の周りが強いから、皮付きのままで使った方がいい。出来上がりに生姜も散らしたいなら、千切り生姜と皮を両方使って作り、仕上がったら皮だけ取り除けばいいいよ。
同じ作り方でもも肉でも作れるが、これはむね肉がしっとりと仕上がるレシピなので、是非むね肉で試してもらいたいね。
IH調理器の目盛1はほぼ保温に近い。ガスレンジだと一番弱火にしてもIHの目盛1よりも強くなってしまう場合があるから、ガスを使う場合は加える水を増やすとか。湯煎にかける時間を短めにするとか調整してくれ。
IH調理器もなく、ガスでも上手く行かない時は、沸騰した鍋にフリーザーバッグを入れて火を止めて、鍋をちゃんちゃんことか布団にぐるぐるに包んで保温調理するってえ力技もあるけどな。笑。
もしホントにやるなら古い布団とかにした方がいいよ。じゃないと布団に蒸し鶏の匂いが移っちまうからな。
むね肉はラーメンにはふたり分で1枚は使わないけど、作りやすい量という事で1枚にしておいた。この作り方で作るとむね肉も硬くならずにふんわりと出来上がるから、残った肉はハムの代わりにサンドイッチにしたり他の料理に使ってくれ。
鶏肉1枚350〜400gくらいに小さじ1の塩でけっこうしっかり味が付く。減塩したい場合は塩を少し控えて、香りを足したい時は好みのハーブやスパイスを足しても美味しいよ。
出来上がった蒸し鶏のフリーザーバッグには肉汁が出てるから、ラーメンに加えてもいいし、取っておいて他の料理に使ってもいい。
調理時間や器具によっては、加えた日本酒のアルコールが飛ばずに少々残る事がある。気になる時は日本酒をあらかじめ半分程度煮切って使ってみるといいよ。
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