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その後神代さんは、未来での生活のことを楽しく話してくれた。
時間はあっという間に過ぎて、神代さんは帰ることになった。
「それでは、私はこれで未来に帰ります。
今日は、来栖さんにお会いできて、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。」
神代さんは、立ち上がって僕に挨拶してくれたので、僕も立ち上がって、
「少し複雑な心境ですが、僕も神代さんに会えて嬉しかったです。
こちらこそ、本当にありがとうございました。」
と挨拶をした。
神代さんが店を出て、僕はママさんと少しお話をして、終電近くなったところで僕も帰宅した。
その後の僕は美怜に連絡を取ろうとしたが、大学時代に分かれてから連絡先が分からず、美鈴に再会することはできなかった。
僕は、なかなか良い相手に巡り合うこともできず、結婚しないまま月日は過ぎていった。
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