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しまった! 馬選びをカクさんに任せるんじゃなかった。
「なんで、こんな、ばあさん馬を選んだのですか?」
「えぇと、、一番おとなしい子をお願いしますと言ったら、この子を選んでくれたのよ、」
「それも、こんな馬、五両しないでしょう、甘く見られたね、カクさん、」
「えっ、なんで、ばあさんって分かるんですか?」
「ほらっ、下を見てください、付いてないでしょ、」
カクさんは、馬のアソコを覗いていた。
「あぁ、それで、、」
「まぁ、これでもいいか、歩くよりマシだね、」
カクさんを前にして、後ろに乗っていたら、、、
「はい、こうして、手づなを持ってください、」
「はい、スケさん、、」
スケさんは、カクさんの胸を掴む、、サラシを巻いているので、更に小さくなっている。
「えっ、なんで、胸を掴むのですか?スケさん、」
「いゃ、、男だから、いいでしょ、」笑
「まぁ、そう言うことにしましょう、スケべ、、」
そして、スケさんカクさんの珍道中が始まったのである。
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