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東海道筋には、松の木が多い、その辺が現代と違うところだろう。
でも、富士山だけは、現代で見るのと同じである。
その富士山を見て、ほっとする宗一であった。
カクさんが決めた三件目、、すき屋、、に入っていく。
スケさんたちに付いた、飯盛女は、お末という、年の頃は、三十路女であろうか?
見た目は、大人しそうだけど、、、
「先にお風呂にでも入ってください、お客様、」
「おっ、そうだな、、」
「カクさん、一緒に入るかい、、」
「スケさん、一人でどうぞ、、」
スケさんは、カクさんにつれなくされた。
、、スケべ、、、
「宿屋の風呂は、ほとんど変わらないなぁ、、」
宗一は、ゆっくりとお風呂に入って、、ババン、バン、、、
なんと若いのに、、こんな鼻歌を歌う、、、
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