江戸時代

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宗一は、六文払って入って行く、、やはり、混浴である。 「なんだ、湯気で何も見えないや、、」 「おっと、お兄さん、江戸は、初めてかい、」 「はい、今日着いたばかりで、、」 「それなら、おいらが教えてやるよ、一緒に来な、」 宗一は、そのおじさんに着いて行く、、 「しばらくは、ここでじっとしてな、お兄さん、」 「はい、、」 すると、誰かが入ってくる、、桶で身体を流している音が、、、 「あれは、女だな、、」 「えっ、なんで分かるんですか?」 「男なら、いきなり中に入るが、女は身体を流してから入るものでな、」 「見えなくても、分かるんですね、そうなんですか、」 「ちょっと、おいらの真似をしなっ、、」 「はい、、」 そのおじさんは、女に近づいて、、身体を触っている、、 その女も嫌がる素振りも見せない、、、 「良い女だよ、お兄さんもやりな、、」 「えっ、良いんですか、、」 宗一も、おじさんの真似して、身体を触っていく、、、 時々、悩ましい声を上げる、、あぁ、、、
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