第9話 想いの視線

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「私はそれでもいいですよ」 「だから…」 「記憶メモリやなんやらと総入れ替えでしょうけど、聖河の側に居れるなら本望ですよ」  にこりとされて言われても、嬉しくない。 「…メモリ替えたら『デューク』じゃなくなる。それじゃ、意味ないんだ」 「と言うと?」  なんでこんなに食い下がるんだ?
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