第4章

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巴衛「ふ……ふふふ……」 マントを被った巴衛と呼ばれし者は 不気味に笑いだした。 巴衛「いつから気づいていた?」 妃菜子「このゲームの始め、 耳打ちされたところです 真心先輩の一人称は僕ではなく "うち"ですよ。」 巴衛「鋭いなぁ…… さすが俺が選んだだけある……」 妃菜子「貴方が選んだのは 未来さんの代わりだったのでは……?」 巴衛「………………」 睦「あいつは誰だ?」 陽向「うちの友達です、中学の時仲良くて 高校は別ですが……」 しばらくの静寂の後、真心は口を開いた。 真心「早く話せ。和樹を使い、 うちを閉じこめ成り代わっていた訳を」 巴衛「あぁ……良いだろう……」 真心「和樹、お前も口を挟め 身の潔白を証明する為に」 和樹「分かったよ。」
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