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「楽器決め」
-それは吹奏楽部において最も重要なイベントの一つである。
そして新入生達にとっては、これから2年あるいは3年間の部活動生活を決めるターニングポイントである。
華やかな希望楽器から溢れ、行き着いた先は希望にかすりもしないマイナー楽器…なんてこともある。むしろ吹部あるある。ない年の方が少ない。
しかしながら、嫌々と配属されたマイナー楽器が数ヶ月後には神の巡り合わせかと思うほど大好きになるのもよくあることである。
そうしてマイナー楽器奏者はマイナー楽器との愛の旅に出るのである。(マイナー楽器奏者談)いずれの日か、旅人は楽器の溢れ出す魅力(8割は錯覚)に堕ちていく。
そんなことは右下らへんに置いときまして、上級生から見ても楽器決めは大事なのです。楽器編成によってはコンクール曲が絞られてきますので。
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