新天地へ

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皆んなが一斉に 『里桜、すごいね!』 『頑張ったもんね〜?』 『里桜ちゃん、すげ〜な!』 『いや、早瀬は高校入試の点数も凄かったんだよ。しばらく、職員室で話題だったからな〜』 『里桜…、良かったね!』って優ちゃん。 『うん!良かった〜』と言った。 サキさんが 『里桜、ホントにうちの学校でいいの? もっといい大学にも余裕なのに…』 『えっ!もちろんです。早く自立したいし』 そんな話をしながら食べ終わって マイさん家族とヒロ子先生は帰って行った。 優ちゃんは4/5が入学式だから3日まで こっちに居てくれる予定。 川島先生が車で日用品や食料品の 買い出しに連れて行ってくれて ひと通り生活はできるようになった。 あとは荷解きをすれば大丈夫。 川島先生は今日は実家に帰って明日戻る予定。 今日はサキさんやリョウさん達と飲み会 って言っていた。 『じゃあ、早瀬あとはゆっくり浅井と片付けてな?学校にも早く慣れればいいな。なんかあったらすぐに俺でもヒロ子先生でも連絡して?』 『はい、ホントにありがとうございました!』 何度もお礼を言うと、頭を1回ポンッと触って 川島先生は笑いながら帰って行った。 皆んなが帰ってしまって 優ちゃんと二人きりになって急に 寂しさを感じてシュンとしてると 優ちゃんが肩を抱いて 『里桜…?大丈夫?急に静かになって寂しいね。でも今日から4日ずっと一緒だよ?』 そう言ってニッコリ笑う 『うん!そうだね!早く荷物を片付けて 優ちゃんとゆっくりしたいな〜』 『ヨシ!さっ、早くやろう!』 二人で片付けを始めたーー。
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