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卒業式が終わって、次の週。
C市の入学説明会へ
この日、特待生に決まった人は
更に呼ばれて説明があるとの事だった。
説明会が終わり緊張していると
名前を呼ばれて、応接室に連れて行かれる。
私の他に1名がいた。
ソファに座ると書類が目の前のテーブルに
置かれた。
『おめでとう!君たち二人が特待生に決まりました。書類に目を通して保護者の方と貴方達の署名捺印をして、入学式に持って来て下さい』
えっ!?
『あ、ありがとうございます!』
『ありがとうこざいます。』
もう一人の子もお礼を言う。
『これから先、あなた達には授業料や実習費などの振込みの手紙は送られないから安心して?』
『はい…。』
細かいことは全て書類に記載されているからと
言われ、説明会は終わった。
待っていてくれたヒロ子先生に伝えると
すごく喜んでくれて、お昼ご飯を奮発して
お祝いをしてくれた。
そして、無事にアパートの契約をして
地元に戻る。
応援してくれていた皆んなに報告をして
〝おめでとう!〟とたくさん褒められて
たくさんお祝いをしてもらって、すごく
嬉しかった。
優ちゃんは
『俺は最初からわかってたから!』って
『里桜がならなくて誰がなるの?』って
ドヤ顔で言っていて笑ったーー。
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