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「そんで、どうすんだ?その日記。」
「そうだねー。」
東雲さんはそう言って、んーと顎に手を当てて考える素振りをみせる。
そして東雲さんの仕草全てに萌えて、別の意味で燃やされそうに(番犬先輩が烈火の如く、睨みつけてくる)なっている俺をチラリと見た。
「中原くん。」
「はいっ!」
「これあげる。」
「……へ?」
なぜか俺に手渡された先ほどの日記。
「なんか中原くんならどうにかしてくれそうな気がする。」
「……えっと、その根拠は?」
「勘!」
「へぇあ!?」
東雲さん可愛い!じゃなくて、え、それ大丈夫か?いな、大丈夫ではない!!
「ちょ、ちょっと待ってくらさい!」
噛んだ!慌てすぎて「くらさい」になった!地味に痛い!!
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