1.『デイリーログのご意見番』

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「そんで、どうすんだ?その日記。」 「そうだねー。」 東雲さんはそう言って、んーと顎に手を当てて考える素振りをみせる。 そして東雲さんの仕草全てに萌えて、別の意味で燃やされそうに(番犬先輩が烈火の如く、睨みつけてくる)なっている俺をチラリと見た。 「中原くん。」 「はいっ!」 「これあげる。」 「……へ?」 なぜか俺に手渡された先ほどの日記。 「なんか中原くんならどうにかしてくれそうな気がする。」 「……えっと、その根拠は?」 「勘!」 「へぇあ!?」 東雲さん可愛い!じゃなくて、え、それ大丈夫か?いな、大丈夫ではない!! 「ちょ、ちょっと待ってくらさい!」 噛んだ!慌てすぎて「くらさい」になった!地味に痛い!!
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