苦難の先には、愛がある

35/36
2966人が本棚に入れています
本棚に追加
/336ページ
「あ…いしてる…」 「聞こえない。」 ……もうっ!! 「愛してる。」 真っ赤になり体を縮こませる私を理玖はギュッと抱きしめた 「マジで幸せ。」 「……ばか。」 そんなこと言われたら、もっと喜ばせたくなるじゃないか 体の向きを変えて理玖を見つめると どちらともなく 吸い寄せられるようにキスをした 「理玖、愛してるよ…」 理玖は一瞬固まった後 真っ赤になり 私の肩に顔を埋めた 「俺も、愛してる」 理玖が喜んでいるのが伝わる 私達はまたゆっくりとキスをした
/336ページ

最初のコメントを投稿しよう!