さよならのキス

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私が怒っているのに 理玖は満足そうに笑うと 今度こそ 焼き鳥に手をつけた 「んまい。」 …… 「うん。凄く美味しかった。」 …… 「泣いてる理由…、聞かないんだね?」 あまりに普通に焼き鳥を頬張る彼に 思わず聞いてしまった 「うん。聞こえてたから。」 「え?」 「パチーン、ていうビンタの音。」 ……?! 「嘘…」 「俺もぶん殴っておいた。」 「え??!ちょ、」 海斗が怪我でもしたのではないかと リビングを出ようとすると 「海斗は、もういないよ。」 理玖が私の動きを止めた
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