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星が流れる夜
「…んっ、ん…ぁ」
キスが甘く優しいものから深くなる
舌が入ってきて、口内をゆっくり動く
ゾワゾワ、と身体を走る快感に力が抜けそうになったところで
理玖が私を抱き上げた
「なつめの部屋に行ってもいい?」
私を見下ろす彼は
もう昔のようなチビの弟分なんかでは無く
立派な1人の男だ
私が小さく頷くと
理玖は優しく微笑み キスをしながら私を部屋まで抱き抱えて行った
ベッドに優しくおろし
またキスが落ちてくる
手が私のシャツの裾から中に滑り込み
直に理玖の掌が私の脇腹を撫で上げた
「ぁっ…、」
思わず出てしまった甘い声に
理玖は嬉しそうに口元を緩ませる
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