最終

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首を絞めることをやめた今でも、慣れない日々を必死に生きている。 ムカつく事や、、悲しい事、後悔する事、怒る事もある。 それと比較すると少なくなるが確かに嬉しい事や楽しい事もある。 あの時、ベルトが千切れていなかったら自分は此処にはいないだろう。 今だって、千切れなくて良かったのにと思っている。 でも、死ななかったと言うことは、そう言うことなんだろうと自分の中で区切りをつけた。 未だにずっと眠っていたいという思いと、死への憧れはまだ燻っている。 自分は変わっていく時期なのだとも思っている。 けど、多分自分の根は変わらないままだから。 今を、なんとなくでも必死に生きて行こうと思う。 自分のやりたいことをやって生きていきたいから。 息を止めるというのは自分が思ったより苦しかった。 けど、思ったよりも簡単だった。 呼吸をするのって簡単だけど、しなくなるのも簡単だから。 きっと、そう言うもん。
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