9人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
祖父の死
皆さんは「臨終」に立ち会った事がありますか?
臨終から「死」に立ち会った事がありますか?
これは父から聞いた話しです。
父は真面目人間でしたので、この話しは一切の脚色無しで書かせて頂きます。
私の父は祖父(私の祖父)の臨終から「死」迄、立ち会ったそうです。
大抵の人は「死」を医師が認めてから立ち会ったりしてます。
本当に危篤から臨終を得て「死」迄を見届けた人は少ないそうです。
現に私も父や母が亡くなった時は病院の別室に居たり、チョットの差で本当の最後を見届ける事が出来ませんでした。
マァ、私の父も母も苦しまず安らかな眠りに着きました事で残され家族ほホンノチョットだけ安心しました。
話しを戻します。
父は、お父さん(私の祖父)が亡くなった時はズ~ト側に付いて居ました。
それも、医師が『明日か今日夜半が峠となると思います!』と言ったので、長男として最後迄側に居たそうです。
午前3時丁度くらいに祖父は亡くなりました。
父の話。
『親父が息を引き取る時になぁ~フゥ~と大きな息を付いたんだよ、その時になぁ~口から・・・ファ~~となぁ~・・・そう・・・まるで、煙草の煙みたいなヤツが出て来たんだよなぁ~~・・・アレは霊(タマシイ)何だろうかね~?」
父はこの様に祖父の最後を見届けて居ました。
その後は医師が呼ばれて、心拍、呼吸、血液が止まったのを確認して「死」を断定しました。
父は医師に祖父の死際の事を話したそうです。
医師は「現代医学では否定されてますが・・・たまにその様な事が起きてますよ!」と答えたそうです。
少し不思議な話でしょう、みなさん!
ー都市伝説③ 祖父の死ー
お終い。
最初のコメントを投稿しよう!