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忘れる
忘れる
人間には忘れるという機能がついていて、
嫌なことをなくしてみたり、深い悲しみから立ち直らせてくれたり、
必要なことであるけれど
逆に忘れては行けないことも沢山あります。
してもらったこと
お世話になったこと
人はいろんな局面において、誰かしらの力を借りて生きてる時があるわけで、
大抵それを忘れがちです。
その中でも日本人は特に義理人情が大好きですから。
ですが、最近希薄になる義理人情。
例えばある社長が、下積み時代に
とてもお世話になった人や場所があって
その時の苦労を忘れないために、時折そこへ戻り、
原点に帰ることで、奢りとか、
不義理とかをしないようにしているというのを読みました。
人間には作られたル-ツがあります。
今自分がここで生きているのは
誰かしらの力を借りたり、
誰かしらのお陰様であることを忘れてはいけません。
嫌なことも、楽しいことも
全てが今のあなたを作っています
実力や、運よりも、もしかするとたいせつなものかもしれませんね。
今の居場所が頂点だとしても、
それが自分の力だと思っている限り
その足場は直ぐに崩れてしまうのではないでしょうか
私達は常にそういう気持ちを忘れないで生きていきたいものですね。
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