予告②

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予告②

「……橋本、お前これで何回目だ? こんな事して恥ずかしいと思わないのか」 先公は万引きされた商品を前に、説教してくる。 犯人はもちろん、俺。 だけど、それはちゃんと訳があるんだよ。 アンタには分からねーだろうけど。 「別に、なんだって良いだろ」 「良くない! このままこんな事を続けるようじゃ、親に学校まで来てもらうからな!?」 「先生っ、それは違うんです」 先公が声を荒げると、ソイツが勢い良くドアを開けながら現れた。
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