これら凡そ100デシベル

1/1
前へ
/1ページ
次へ

これら凡そ100デシベル

列車が過ぎ往くガード下。 慌てて鳴らしたクラクション。 我を忘れたカラオケルーム。 眼前で浴びた犬の吠え。 一昨日の夜の帰り道、 百日紅の並木通りで 初めて泣いた君を追って 駆け出した僕の、 覚悟で染まった胸の鼓動。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加