彼との日常

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 翌日、リュウさんが帰った後。出勤する前に制服に着替えようとして、ふと気づいた。鏡に映した白い肌の至るところが赤くなっている。  昨日の出来事を思い出して、赤面した。いつもそばにいてくれる大切な人。  その一箇所にそっと触れてみる。 「なんだか、リュウさんのモノって感じだなぁ」  それも悪くないかも呟いて、鼻歌混じりで玄関のドアを開けた。
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