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あとがき
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
あとがきと言うか、補足説明です。
終章の話は、私の予測なんです。だから調剤報酬がどうなるかはまだ分かっておりません。
(マネージャーが亡くなった下りだけは実話を基にしています)
1月の現時点での調剤報酬はプラス改定の予定、と通達が来ていましたが、この話は信用できません。
「そんなの算定できないし!」みたいな加算でプラスを装い、基本料や調剤料などの一番大切なところを削られるんじゃないかと、ヒヤヒヤしております。
さて、どうなることでしょうか。
無資格者の調剤がどこまで進んでいるかは、店舗によって違うようですから、丘町店ほど露骨な結果になっていないところもまだ多いようです。
でもまぁ、薬って誰が棚から出してきても効き目は同じですからね。人件費の問題から考えれば、この先薬剤師はどんどん職を失うことでしょう。
ドラッグストアでも薬剤師より登録販売者が採用されていますしね。
こんなお話を書いている間にも、私がバイトしている薬局では、軟膏を自動で練ってくれる機械の導入話が上がっていました。
これが設置されれば薬剤師を減らせるそうですよ。
そうか。今回は書ききれませんでしたが、機械化も薬剤師にとっては逆風だったか……。
うちの薬局、すでに子ども用のシロップは機械が作ってますしね。
私も下山先生のように仕事を失う前に、ぜひとも小説をヒットさせ、夢の印税生活を送れるよう、今後とも頑張って参ります(笑)
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