なんとも癖の強いお嬢さんですが 恐怖を覚えるほどの論理で謎を解いてゆく。 その始まりから終わりに至るまでの話の構成の巧みさ 読者を惹きつけて離さない話の流れに 卓越したものを感じます。 小気味よいこの

　硬貨のギザギザなんて気にも留めなかった斬新な切り口でした。全財産を百円に懸ける手に汗握る攻防。『少女はメモ帳に「Φ２３ｍｍ？」と書き記し、それから更に、俺の度肝を抜いた。「円周は……、７２．２２ミリ

少女との掛け合い、どんどん読みたくなります。主人公と少女の対比が絶妙！種明かしまでの展開も、ラストへの繋がりも、ワクワクしながら読ませていただきました。さらに、感動まで。 主人公の続編希望です^_^

小憎らしい少女ですが、ほろりと持っていくところ、さすがです。読後感爽やか、理系ショートショートの快作。

ロジカルなんだけど、それが少女だからつい許せてしまう。 しかも冷静なデータマンというわけでもなく、ギャップもあり・・・ カワイイ天才に出会える作品でした。