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焔華は怒りと羞恥で顔をこわばらせる。その耳元へ、飛翠は口づけとともに囁きこんだ。
「君は戦のことしか考えていない単細胞だから、分かるようになるまで繰り返し教えないといけませんね。反抗的な態度をやめて、おりこうにしないと契約は成立しませんよ」
「……っ」
太腿の裏側を、爪が食い込むほどきつく掴まれた。抗う余裕もなく、腰を上げさせられたかと思うや、飛翠の舌が焔華の秘部を舐め回し、蕾の中に押し入ってきた。
「あ、うっ」
まだ、先ほどまでの行為のせいで焔華のそこは敏感になったままだ。ぎゅ、と反射的に閉じようとする蕾を、飛翠は丁寧に舌を廻して解してゆく。
「……っぁああぁっ……また、…だ、め、いやだ、いやだ…」
焔華は緋色の髪を振り乱し、悶える。尻を撫でられ、うごめく舌に後孔の内部を暴かれ、今まで感じたことのない快感に腰が波打つ。
唐突に舌が引き抜かれ、代わりに長い指が押し入ってきた。舌よりもだいぶ深くまで呑みこまされる。
最初の行為の時に、そこには滑りをよくするための香油が塗られていたが、何度か放たれた精液と、今の舌での愛撫で大方流れ落ちてしまっていた。
飛翠は中の感触を確かめるように指を回し、
「やはりまだ滑りが悪いようですね。君のココはまだ慣れていないから仕方ありませんね……先ほどの、気持ち良くなる薬を少し足しましょうか」
と、香油の皿を取り出して指にたっぷりと掬い、ふたたび焔華の蕾の奥に塗り込めた。
「ひ……ッ」
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