第9章 紅霧異変再び

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「可哀想なレイゼル…でも大丈夫よ…その血も、体も…目も口も全部…愛してあげるわ…だから、早く契りを交わして!!」 再び俺の体をグングニルが貫く 「がああああああああぁぁぁ!!……っ!断るっ!……頼むから…正気に……戻ってくれ……」 「っ!まだ分からないの!?…貴方の愛していいのは私だけなのよ!!…あの女ではない!このレミリア・スカーレットなのよ!!」 レミリアの狂気は異常なものだった…フランの狂気とは別…まさに歪んだ愛情…狂愛だ… 俺は血塗れになってしまった…
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