第9章 紅霧異変再び

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「そこまでよ!レイゼルさんを返してください!」 部屋の扉を切り崩して妖夢が姿を見せた 「妖夢っ!」 瀕死の俺を妖夢は視線に入れた 「…レイゼルさん!!今助けます」 「貴様か…我が愛しい君の心を操り、誑かした愚か者は!!」 レミリアは妖夢を見つめると鋭く、今まで見たことの無いほどの剣幕で妖夢を睨みつける 「…レイゼルは私だけのもの!貴様に奪われてなるものか!!」 「妖夢…逃げろ…今のレミリアは……正気じゃない……」 「…レイゼルを置いていけない、貴方にあえて、私は変われた、そして救われて…私を好きになってくれたから…絶対に守ります…貴方は、私が必ず助けてみせる」 「…貴様ああああああああぁぁぁ!!」 レミリアは容赦なく弾幕を撃ちまくる 妖夢は瀕死の俺を肩で支え、引き釣りながら部屋を出る
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