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「…させるか!」
俺が飛び出そうとしたその時…
「伏せな!」
背後から炎が妖怪めがけて飛んでくる…
俺は子供を庇うように地面へと伏せた
「誰だっ!」
「この子は親のためにここまで来たんだ…手を出すなら私が相手になるぞ?」
白髪の…変わった衣装を纏う女性が姿を見せる
「げっ!藤原妹紅だ!分が悪いが俺らは数で!」
「なんだって?」
俺は妖怪の背後から刀を突き立てる
「……ゲッ!?あんたもいたのかよ…紅魔の抜刀剣士…」
「…見逃してやるからさっさと行け…でなきゃ、この刀がお前の首を裂くぞ?」
妖怪に威圧をかけると、腰を抜かして無様に逃げていった
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