第7.5章 想いの暴走

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「…させるか!」 俺が飛び出そうとしたその時… 「伏せな!」 背後から炎が妖怪めがけて飛んでくる… 俺は子供を庇うように地面へと伏せた 「誰だっ!」 「この子は親のためにここまで来たんだ…手を出すなら私が相手になるぞ?」 白髪の…変わった衣装を纏う女性が姿を見せる 「げっ!藤原妹紅だ!分が悪いが俺らは数で!」 「なんだって?」 俺は妖怪の背後から刀を突き立てる 「……ゲッ!?あんたもいたのかよ…紅魔の抜刀剣士…」 「…見逃してやるからさっさと行け…でなきゃ、この刀がお前の首を裂くぞ?」 妖怪に威圧をかけると、腰を抜かして無様に逃げていった
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