第7.5章 想いの暴走

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「…助けてくれてありがとう!お兄ちゃん、お姉ちゃん!」 「礼はいいから、はやく行きな?お母さん待たせてるんだろ?」 「そうだった!!…またね!お姉ちゃん!」 子供は慌ただしく走っていく 「…あんた、レミリアのとこの執事だろ?」 「ああ、あんたは?」 「私は藤原妹紅ってんだ、よろしくな!」 藤原妹紅と名乗るこの女性…どこか強気だがその奥に優しさも見え隠れしている…悪いヤツではないらしい 「…私はあんたにも興味があるんだ、良かったら話を聞かせてくれないか?」 「…条件がある」 「…なんだ?」 「ここにいる事とこの話は他言無用で頼む」 「お安いご用さ…こっちに来なよ、私の家で話そう」 妹紅は俺を家へと案内してくれた
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