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「…まぁ入って寛いでくれ」
学園の教科書に出てきそうな古風な部屋だな…そう思わせるような小さな家の部屋に入り、腰を下ろすのだった
「…妹紅さんだったな」
「妹紅でいい、あんた…不思議な力があるんだな」
「…まぁ…な。あまり嬉しいものじゃないがな」
「…あんたには、分かってるのかい?あたしの事」
「分かると言うより、分かってしまった…だな…不死身なんだろ?」
「その通りさ…間違って蓬莱の薬…その原料となった水をうっかり飲んじまったのさ…」
「…そうか」
「おかげで、死ねないゾンビみたいなもんになっちまったよ…どれだけ痛みを伴っても…悲しくても…辛くても死ねない辛さを…噛み締めてるのさ」
妹紅は俺に蓬莱人になってしまった経緯やその後体験談も聞かせてくれた…そして俺も、一族の悲劇、秘められた力の事、色々と話した
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