プロローグ?

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「主に悪目立ちだけどな。あ、そういえば峰が冬なのにジャージ着て足水浸しになってたのは」 「鯉を取りだしてたからだろう」 「プール掃除もさせられたんかな」 「どうだろう。あの部になにか頼むと余計なことが起きると感じた教師陣が言い渡すとは考えられない」 「確かに」 「しかし……楽しそうだ」 「わかる」 「でも全く羨ましくならないのはなんでだろう」 「自由すぎて遠い存在なのさ」 「あ。逃げたぞ、たんきゅー部」 「おお、本当だ。めっちゃ早い」 「すばしっこいな。佐々先輩スカート大丈夫かな。パンツ見えないかな」 「心の声でてるぞ、むっつり。で、結局なにしてたんだ?」 「さあ。サッカーゴール動かして宇宙人呼んでたのか、はたまた願いを叶えてもらってたのか」 「ふうん? つまり?」 「暇つぶしだろ──おい、ハルヤが女体化したぞ!」 「読んでるのかよ! 返せ馬鹿!」 《田中と鈴木》
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