百の手

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「え、それ危ないやつじゃない?」  狼狽える夫に可笑しそうに笑って話しかけた。 「大丈夫よ、子供が好きそうな顔した鬼だったから」  鬼神はそのやり取りを屋根の上で聞きながら、坊主との思い出を思い出していた。
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