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「ふっ、う……」
直接そこを優しく握られ、たまらず声が漏れた。
開いた唇にまた唇が戻ってくる。舌と舌を擦りつけ合う刺激に頭の中が真っ白からじんわりとピンク色に染まっていく。
もう、めっちゃエッチ。
どこからともなく聞こえるクチュクチュっていやらしい音の合間に、ふたりの熱い吐息の音が重なる。
「久しぶりだからね。じっくり解そう」
いつの間にか足のパジャマは全部剥ぎ取られとった。もう俺は限界まで高まってんのに、離してしまう。最後の決壊を許してくれへん気?
与えられる優しい快感がじれったくて身悶える。徹さんの顔が胸へ落ちていき、これまたいつの間にかパジャマのボタンは全部外されてもうてた。全然気づかんかった。肩に引っかかってるはだけたパジャマ。露わになった突起のまわりを濡れた生き物が舐め回す。トロトロまみれになりながらジンジンと張りつめてくる。
すっごい背徳感。こんな簡単に弄ばれてまう自分の身体がえらい卑しく思えてくる。
与えられる刺激と内側から沸き起こる刺激にビクビクしながら興奮してたら、身体の奥に別の異物がにゅっと潜り込んできた。自分が溢れさせた汁のせいなんか、濡れている場所に容易く奥まで侵入を許してしまう。そいつが身体の中のどこかを押すたびに、ビリビリと腰に電気が走る。
「な、なあ……出したい」
オーバーな呼吸に妨げられながら徹さんに訴えた。お願いしてるせいか、咥え込んでる部分と内部にキュウと力が入ってまう。
「もう少し我慢して」
徹さんは突起の先端をチロッと舐めた。
「うわ! あ……」
一瞬の感触に欲が出る。俺のがフルフル震える。
「さっきの、して」
「いいよ」
突起をまた嬲られる。
「ふあ、ああ」
めちゃくちゃ気持ちよくて、徹さんの髪の毛をぎゅうっと握ってた。
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