497人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
どんな手を使っても side 蓮斗
若気の至りで、俺は、本気で愛していた彼女を何度も傷つけた。
俺が、彼女に対してやらかした酷い仕打ち。
俺は、友人から飲み会だの、合コンだの、バーベキューだのに誘われたら、彼女を放ったらかして参加していた。
彼女は人見知りで、大人数でワイワイやるのが苦手だった。
本当は、彼女を連れて行きたかった。
だが、彼女は、何度誘っても、いつも首を横に振って断られた。
だから、彼女を放ったらかして、俺は友人達との集まりに参加した。
彼女が何も言わないからと、クリスマスや年明けイベントや彼女の誕生日も、友人に誘われるまま行った。
さすがに彼女をないがしろにし過ぎて、彼女に愛想つかれて、それが理由で、何度も別れた。
でも、時間が経てば、彼女許してくれると思った。
彼女を放ったらかして、友人に誘われるまま遊び回ってた俺。
やらかしてしまった。
エスカレートして、合コンで意気投合した女をホテルに連れ込んで、やったりした。
バレても、彼女が許してくれると思っていた。
俺が犯した過ちで、彼女に愛想つかれ、別れても、時間が経てば、彼女ら許してくれて、寄りを戻してくれたから、浮気も許してくれると思ってしまっていた。
最初のコメントを投稿しよう!