わたしの愛は

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「んんっ、ん」  塞がる壁を突き破る勢いで侵攻する滉の熱が美夕の脳内を麻痺させていく。 「ーーっ!」  行き止まりの閉ざされた口を何度も激しく容赦なく突く滉に、美夕の躰がビクビクッと跳ねた。  塞がれた唇が、突き抜ける悦楽を体内に留まらせ、逆流させる。 美夕の意識を溺れさせる滉の熱。 〝愛してる!〟  滉の熱は、美夕への愛。  俺を、受け入れろ!
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