第1話 理想郷

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1日が経って、やっとエデンの門前についた こんなきれいなところなんだ 神殿みたいな柱 石の階段 壁からは水が噴き出ている 「ライカ、1つ言っとく」 「どうしたの?」 「我を忘れてはいけない、もし忘れそうになったら思い出せ」 思い出すって、何を? 「家族の事、ベロボーグに残してきた奴らの事」 「もちろん」 当たり前じゃん 私はアダムの願いを叶えるためにここまで来たの そんな道草くってる余裕なんてないのよ リヴァイアサンに会うために、まず禊を。 そして儀式を行わなければならない それには国自体が関わることになる 「国の首相に会おう」
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