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タイルを並べる手順
《並べ方1》
等辺凹5角形を使用して平面を等量等形分割する手順を説明していきます.
まず等辺凹5角形の凸鈍角を、別の等辺凹5角形の凹鈍角に合わせて2辺を重ねます.
《並べ方2》
更に等辺凹5角形の凸鈍角を、前述の並べ方1で組み合わせた図形の凹鈍角に合わせて2辺を重ねます.
《並べ方3》
並べ方2と同様に、次々と等辺凹5角形を重ねます.
《並べ方4》
等辺凹5角形を10個重ねると、外形が10角形になります.
《並べ方5》
並べ方4の10角形の1辺に等辺凹5角形の底辺を重ねます.
《並べ方6》
更に、10角形の周りに次々と等辺凹5角形の底辺を重ねていきます.
《並べ方7》
等辺凹5角形を10個重ねると、外形がギザギザの同心円状になります.
《並べ方8》
更に、凹鈍角に等辺凹5角形の凸鈍角を重ねます.
《並べ方9》
隣の列に沿うように並べていくと、無限に平面を等辺凹5角形で埋め尽くすことが可能だと思います.証明は行っておりません.
(了)
―― 奥付 ――
タイル張り「等辺凹5角形(旋回放射状)」
著者:茜町春彦
1種類の図形を用いたタイル張りの解説をしました.
初出:
「幾何エッセイ『等量等形分割:等辺凹5角形(放射状)』」2016年6月28日発行
投稿サイト「パブー」で公開した作品です.
パブーの閉店に際し、こちらに移植しました.
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