五月二十日(月)

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五月二十日(月)

 筒井康隆先生の『恐怖』を読み始めている。  休日は友人の結婚式に行ってきた。ご祝儀から着ていく服まで、準備にずいぶん時間がかかり、行く前からヘロヘロになってしまう。お色直しを二回もやった新郎新婦はえらい。私なら途中で嫌気がさし、さんざん愚痴をこぼしてる。  学生時代の写真が変顔画像や羽目を外してる写真ばかりでプロフィールムービーに使えず、ずいぶん苦労したそうな。「たまには真面目に写っておけばよかった」と当人の弁。だけど真面目な顔して写ったら写ったで、妙なおかしみが滲み出てしまい、かえって笑いを誘うんじゃないかな。年がら年中バカやってたのが私達のグループだったわけだし。  二次会、三次会と楽しみ、気がつけば終電の時間。寝静まった夜道を家へと急ぎながら、ふと『ディア・ハンター』を思い出した。それもあの恐ろしいロシアンルーレットのシーンではなく、鹿狩りの帰り道や結婚式前後のシーンばかり。あの映画、妙に身につまされるんだよなぁ。  エブリスタ用新作小説は20,000字を突破。『わかフル』第三章の改稿は、ようやく最終シーンにこぎつけた。7〜8割完成といったところか。明日にはケリをつけたい。  この頃は朝にろくな作業が出来ず、いささか停滞気味。毎朝の140字小説投稿も、昨日は約一ヶ月半ぶりにサボってしまった。たまには仕事を休みたいけど、休んだら休んだで仕事が恋しくなるからなぁ。我ながら実にめんどくさい。
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