濱那須日記

五月十三日（月）

　かれこれ十年以上綴っている日記といふものを、エブリスタでもしてみむとてするなり。

　さて、何を書こうかな。とりあえずは創作と読書のことにしよう。

　朝、筒井康隆先生の『パプリカ』を二十ページ読み進め、それから拙作『わかばフルスロットル』三章の推敲作業を進めた。主人公と友人のやりとりの手直しに、ずいぶん長い時間をかけてしまっている。風景描写や心情描写はわりとすらすら書けるのだが、会話が始まると途端に停滞したり、書かなくてよいことまで書いてしまったりするから困ったもんだ。普段真面目に他人と会話しないからこうなる。

　午後はパーカー先生の『レイチェル・ウォレスを捜せ』を少しだけ読み、それから『わかフル』の続きをTwitterに投稿。新キャラ・海渡琉奈がいよいよ動き出します。乞うご期待。

　勤務前の三十分ほどを小説作業にあてているのだが、はっきり言って全然足りないのである。仕事がしたくないとは言わない。開始をもう少し遅らせてほしいだけなのだ。そうだなぁ、ざっと五時間ばかり。