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オムライス作った。
卵賞味期限ギリギリだったし、主人公っていうとオムライス好きなイメージしか出てこなかったんだよなぁー
「わぁーオムライスだー」
「やっぱり好きなの?」
「まぁ好きって言ったら好きだけどー
1番じゃないんだよね
あっふつーにうまい!!」
普通にうまいってなんだよ、
普通ってわざわざ言うなよ。
まぁけどうまさそうだし良いけど
っか1番じゃないんだ
「あのさぁー僕本当は分かってるだー」
なにがだ
食べながらどうした
「ここがときバラの世界だけどそれ通り行かないって」
「えっとそれは、俺のせいで?」
「ちがう!
智樹がいるからだと最初思って、初めてあったときもさっきも威嚇しちゃってごめなさい」
素直に謝られた
えっびっくり。意外すぎる。
まぁ確かにすごい威嚇されたけども
「意外って思ってるでしょ!!
心の中では分かってたんだ、漫画の世界と同じ如月結翔には慣れないって」
「そんなこと」
「そんなことあるもん!
如月結翔の事は漫画に載ってる高校からのことしか知らないし、それに僕、別にオムライス好きじゃないし、嫌いでもないけど好きな食べ物では無いんだよね。
こう、やっぱり全部同じには出来ないし、僕の感情も入っちゃうから物語通りには進まないって分かってた。智樹だけのせいじゃないって、
だから、色々言ってごめんなさい」
えぇーばり良い子やん。
「全然、謝らないで、如月だけのせいじゃないし、俺のせいの部分もあるかもだから、さっき空き教室でも行ったけど、なんか協力するし」
「言ったな」
「へっ?」
俺まだ喋ってたんですけども、それに言ったなってなに
「俺のせいかもって、謝らないでって、協力するって」
「うん」
「よし!!!これで僕たち対等ね!
もう今までの僕がやった事チャラね」
ニコニコと言う如月。
まぁ良いけどさ
「なんか、協力して欲しいことでもあるの?」
「実はさ、その僕ね、前世の時から好きな人がいるの」
「この世界に?」
「そう!!!
僕ね、中学3年で病気で死んだんだけど、
唯一の楽しみがときバラだったの、僕ね前世の時からゲイだったの」
あっやっぱり、年下なんだ。
って、いきなりのカミングアウト
「えっ」
「あっ!暗い話じゃないよ??
僕の両親は優しかったし、僕がゲイなのは知ってたし。」
「あっ、そうなんだ。ならよかったー
いきなりシリアス系かと思った。
俺苦手だからさーそう言うの、で誰か好きなキャラでも居たの?」
「いるの!!!!
今も。こうリアルであってより好きになったの!!!!」
目がキラキラっだな。
恋する女子ってこんな感じだ。
やっぱり誰かに似てるんだよなぁ
この感じ、まぁいっか
「誰が好きなの??」
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