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それはさておき、
おじさんとおばさんはテレビを見ていた。
こちらにきづいた2人はにかりとわらって。
「おい清流、かえるのがおそい、ちゃんと連絡しろ」
といつもきびしいおじさんが呟くと。
「まぁまぁ、お腹空いたでしょう、おばさん特性のキノコチャーハンつくったから、たべなさい」
清流はなんだろうか?
という心の微妙な違和感に気づいた。
それはなんだろうな?
いろいろ考えたけど。
それを言葉にするのはとってもはずかしくて、
そんな当たり前なことを言えることができなくて、
「おじさんおばさん、ありがとう」
「これ、珍しいこともあるな、おい酒をもってこい」
「おじさん、おおげさ」
「おまえがお礼をいうのは珍しいことじゃ、いいことじゃて」
「おばさんおじさん話があります。ご飯をたべてから」
「そうかい、どんな話だい」
「うおい、酒だ酒」
その日清流の日常は破壊され、
地球に住んでいる文明の日常は粉々に破壊されたのだ。
闇の惑星の侵略者によって、
そして地球そのものが侵略者となるために。
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