私の引きこもり時代

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私の引きこもり時代

人が人としてあるために 繫がり持つのは必要でした でもだからこそ辛かった ずっと一人で居たかった 太陽が痛くて目線が痛くて 今でもそれを思い出すんだ いけないことではないけれど どうしようもないことだけど 人を避けて、一人で、一人で ずっと痛み苦しんでるのは その後も僕を苦しめました 僕はそんな昔の自分と 同じ苦しみを持つ人に いったい何が出来るのだろう 何を言ってあげれるだろう 苦しみの中にいることは 死の中にいること 自分が体験したことだって 手を差し伸べる方法がない 自分が体験したことのない 苦しみが蔓延している世界で 私が誰かに出来ること 誰かの力になれることって 一体幾つ見つかるんだろう この先何度も思い出す あの経験がなかったら もっと普通に生きられたかも 過去の自分が救われなくて 今でもずっと闘ってます 偉そうなこと言えないや 人を傷つける弱い自分が あの時作られたんだったら 人を傷つけない強い人に まずはならなきゃ そう思ってばかりです
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