一人息子の行方

1/3
26人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ

一人息子の行方

18歳になった麻里は剛志に会いたいと思い、頭を悩ませる。麻里の記憶に残っていることは 自分が住んでいた家の住所、剛志の趣味などの事柄だけだった。シングルマザーだったので前の家には固定電話はない。現住所から前の家まで行くには往復5時間はかかる。そんなことを毎日考えながら時間だけが過ぎていく
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!