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タイル張りの手順
《並べ方1》
等辺凹5角形を使用して平面を等量等形分割する手順を説明していきます.
まず、3個の等辺凹5角形を凸鋭角の位置で重ねます.
《並べ方2》
並べ方1の図形を180°回転した図形を用意します.
そして、3つ重ねた凸鋭角36°と凹鈍角108°を重ねます.
《並べ方3》
並べ方2の図形の凸鈍角のそれぞれに等辺凹5角形の凹鈍角を重ねると、外形が6角形になります.
《並べ方4:1重渦巻き》
並べ方3の6角形の角のひとつの凸鈍角に等辺凹5角形の凹鈍角を重ねます.
《並べ方5:1重渦巻き》
そして、凸鈍角に次々と等辺凹5角形の凹鈍角を渦巻くように重ねていきます.
《並べ方6:1重渦巻き》
非対称で無限に平面を埋め尽くすことが可能だと思います.証明は行っておりません.
《並べ方7:2重渦巻き》
別の並べ方を説明します.
並べ方3の6角形の凸鈍角のひとつと、反対側のもうひとつの凸鈍角に、等辺凹5角形の凹鈍角をそれぞれ重ねます.
《並べ方8:2重渦巻き》
そして、凸鈍角に等辺凹5角形の凹鈍角を次々と重ねていきます.
《並べ方9:2重渦巻き》
これも、無限に平面を埋め尽くすことが可能だと思います.証明は行っておりません.
(了)
―― 奥付 ――
タイル張り「等辺凹5角形(渦巻状)」
著者:茜町春彦
1種類の図形を用いたタイル張りの解説をしました.
初出:
「幾何エッセイ『等量等形分割:等辺凹5角形(渦巻き状)』」2016年6月30日発行
投稿サイト「パブー」で公開した作品です.
パブーの閉店に際し、こちらに移植しました.
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