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結婚しない理由
親とか祖母とかに
「結婚はしないの?」
とか
「孫(ひ孫)見たいな」
とか言われる。
まあ気持ちはわかるけど
結婚もましてや恋愛も
もうしないと決めている。
それは親にも言ってるし周りにも言っている。
理由を聞かれたら
「まあめんどくさい」
とか
「誰かと一緒にずっといるのは無理」
とか間違ってはいない理由を言っている。
でもまだ理由はあって
小さい頃からドラマをよく見てて
誰かが死ぬシーンとかも見てて
「ああなんか嫌だな」
と思ってた。
それは現実にもそうで
祖父が病死したり
祖母が事故死したり
親戚の可愛がってくれたおばさんが亡くなったり
おじさんが病死したり
飼ってた犬が死んだり
身近な人の死を見たり体験したりした。
毎回。
悲しくなるし泣きもするし
それで思うのさ
死というものに直面するのは嫌だ。
当たり前のことではあるのだけれど
自分なんて自殺願望あったり生きてくのも嫌だったり一人が良いと思ったりしてて
でも死ぬに死ねてないのだけれど
順当にいけば親、祖母、親戚これからもその瞬間は来るわけで。
そんなことばっかり思ってて
自分が死ねない理由の1つに
「ああ自分が死んだら悲しむわな」
って
それは嫌だなっていうのがあって
例えば好きな人が出来て別れたとしてもその人は生きていくわけだから
その後、幸せになってくれたらそれで良い。
でもそのまま結婚して
子供なんか産まれたりして
子供が育って孫なんか出来たりして
自分が寿命で死ぬ時に
ああ悲しませるって思ったり
相手が病死で自分より早く死んだり
事故で死んだりとかしたら
物凄く嫌でって考えてって
最小限に抑えるにはこのまま誰のことも恋愛として好きになることはせずに
ずっと一人でいたならそれは最小限に抑えられると思ったら
結婚する気も
恋愛する気もなくなった。
かわいいとかきれいだなとか思ったりすることはあるけれど
好きという感情にはならない。
死ねないのならただただ寿命をまっとうするまでひっそり生きていける程度で良いと
ほとんど人と関わらない夜勤を選んで毎日同じことを繰り返してる。
それは間違いだと思う人はいるだろうし
賛否両論なのだろうけれど
そういう生き方もあって良いと思ってる。
何が言いたいかって
これは自分の人生だから
あなたにすべてを否定されるほど
安っぽく決めた生き方ではないということ。
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